著者ピーター・カーニックについて

「ライフソース・プリンシプル&ライフ・マネーワーク」提唱者。スイスのチューリッヒを活動拠点とする。「人とお金の関係」、そして、最近は「アイデンティティと起業家精神」に関する独創的な研究とワークショップでよく知られている。1980年代初頭からマネーについての現象学の研究を行い、プレゼンテーションや小グループでオリジナルな研究を実施。ジュネーブでMBAを取得した後、企業の管理職向けのトレーニング、リーダーシップ教育、戦略立案プロセスを支援するビジネスを展開。

1987年、企業や非営利組織向けの財務と組織の独立コンサルタントとして活動を開始。1994年、自身の研究を土台に、最初の「マネーについてのワークショップ」を開始。1999年にMoney & Business Partnershipに関する新しい国際会議をスタート。2009年、500人を超える起業家、及び会社や団体の創設者を対象とした調査を行い、「ソース・プリンシプル with ライフ=ライフソース・プリンシプル」に関するアイデアの精緻化を開始した。

著書:『MONEY BIAS(マネーバイアス)』(原題:30 Lies About Money: liberating your life, liberating your money)

小田 理一郎氏

『「学習する組織」入門』著者

新井 和宏氏

非営利株式会社eumo 共同代表

中野 民夫氏

東京工業大学(現 東京科学大学)名誉教授

横山 十祉子氏

システムアウェアネスコンサルティング 代表

鈴木 規夫氏

一般社団法人 Integral Vision & Practice 代表理事

田原 真人氏

株式会社デジタルファシリテーション研究所 代表取締役

篠田 真貴子氏

エール株式会社 取締役

矢萩 大輔氏

有限会社人事・労務 代表取締役

著者の執筆の想い

「人生・仕事への思い込みから自由になるために明らかにする
『30のお金の嘘』」

*下記は校了前の仮原稿です。実際に発売される書籍の内容とは異なる場合がございます。

1番目の嘘:「銀行は利ざやでたくさん稼いでいる」
2番目の嘘:「お金はパワーだ」
3番目の嘘:「借金は悪い」
4番目の嘘:「幸せになるには、最低限のお金が必要だ」
5番目の嘘:「最高の商品やサービスが、最高の利益をもたらす」
6番目の嘘:「私が存在しているのはお金のおかげだ」
7番目の嘘:「お金があれば安心だ」
8番目の嘘:「お金は政府や中央銀行が作っている」
9番目の嘘:「お金とはコインと紙幣のことだ」
10番目の嘘:「お金はゴールド(金)などによって価値を裏付けられている」
11番目の嘘:「国の健康状態は、GDPなどで正確に測ることができる」
12番目の嘘:「お金はここにある」
13番目の嘘:「お金を愛することが諸悪の根源だ」
14番目の嘘:「お金持ちは豊かだ」
15番目の嘘:「お金があれば自由になれる」
16番目の嘘:「やりたいことのために働いて稼ごう」
17番目の嘘:「プロジェクトを始めるにはビジネスプランと予算と元手のお金が必要だ」
18番目の嘘:「みんなが利益をあげられる」
19番目の嘘:「ビジネスとは継続的に利益を上げることだ」
20番目の嘘:「かかったコストで価格が決まる」
21番目の嘘:「お金があれば自立できる」
22番目の嘘:「私たちはお金に依存している」
23番目の嘘:「年金と貯金があれば老後が安心」
24番目の嘘:「カジノのような投機的取引こそが、金融システム改革によって解決すべき問題だ 」
25番目の嘘:「不労所得は悪いものだ」
26番目の嘘:「お金は出ていっても、いずれまた入ってくる」
27番目の”いくつもの”嘘:「お金は豊かさをもたらす」
28番目の嘘:「問題もお金、解決もお金」
29番目の嘘:「お金は重要ではないが、あると人生を楽にしてくれる」
30番目の嘘:「お金とは◯◯だ」

本書を著者と共に紡ぐ監訳・翻訳チーム

吉原 史郎

『実務でつかむ!ティール組織』著者
『新訳 ホラクラシー』監訳者
PKS(ピーター・カーニック・システム)プラクティショナー

本書は単なる「マネー本」ではなく、「人生の本質を問いかけるライフ本」 です。私たちの 「お金観」 によって見えなくなり、気づかぬうちに分断されてしまった 「自然、人とのつながり、そして自分自身とのつながり」 を取り戻すこと。そこに「人生の熱量」が再び湧き上がる鍵があります。取り戻した 「つながり」 と 「人生の熱量」 は人生のあらゆる側面を豊かにしていきます。本書には著者の生きることへの深い願いが込められています。

宮慶 優子

Natural Organizations Lab(株)共同創業者
PKS(ピーター・カーニック・システム)プラクティショナー

本書は、単にお金についての本ではありません。私たちの生き方を考えるための本です。「豊かさ」「幸せ」「安心」「自由」など、普段何気なく口にしているこれらの言葉に、私たちは何を重ね合わせているのでしょうか。「私はどのように生きたいのか?」生身の存在としての「いのち」についての「探究」への招待状のように感じています。この招待状を開けて、ご一緒に旅を始められたらと思います。

小野 義直

株式会社アンド 代表取締役

本書は、「お金」というフィルターを通じて、私たち自身の思考や行動、そして社会全体を深く探究するための手引きです。お金に対する信念がもたらす制約や幻想を解きほぐし、私たちが持つ「愛」や「情熱」こそが真の原動力であると気づかせてくれます。お金が人生や幸福を左右するという思い込みから自由になり、自己の可能性を解放するための知恵と視点を提供してくれます。新しい価値観で人生を見つめ直すための旅に、ぜひお役立てください。

津村 英作

Human Educare 代表  組織心理学博士 組織及びリーダーシップ開発コンサルタント/コーチ

資本主義社会に生きる我々は少なからず「お金」に自分自身を投影してしまっている。この歪んだ投影が人間という存在を矮小化し、自他の存在を蔑ろにする。お金の正体を明らかにし、自分本来の存在をしっかりと中心に据えることで個々の人生が、如いては社会全体が本来の健全な姿を取り戻し、輝く未来につながると信じています。本書はそのための強い盟友となるはずです。ぜひ多くの方に読んでいただきたいと思います。

福島 由美

ワークショップ通訳
    CLUB SDGs創設・管理人

本書を通して自分はお金を使っているのか、お金に使われているのか、を明確に見るようになりました。また、「私がより良く生きることが、人々を含めてあらゆる生きとし生けるものが今と未来とをより良く生きることに寄与するような、そんなお金との関係はどんな関係だろうか」という新しい問いも生まれました。その問いは、私の日々の選択に力を与えています。

江上 広行

株式会社URUU 代表取締役

この本はあなたが「お金」に対して、本当の「自由」と「豊かさ」を手にいれる扉です。

学生から、現場で活躍するビジネスパーソンや経営者たち、金融に携わる人々、社会や家族を守ることをしている人々、そしてそれらを経て人生の賢者となったエルダーたち、すべての人々にピーターのメッセージは、それぞれの色合いをもって届けられることでしょう。

大濱 匠一

横浜国立大学非常勤講師
経済学博士

もし、お金持ちになりたいのであれば、この本はお勧めしません。「お金」の本ですが、その目的はお金から皆さんを解放することだからです。お金にまつわる様々な「嘘」や偏見、そのひとつひとつにきちんと向き合ってお金の「真実」を解き明かしてくれます。もし、読後に「世の中にはお金よりも大切なことが沢山ある」と解放感を味わえたのであれば、皆さんは、きっとこの本から1700円 以上の贈り物を受けとれたはずです。

衝撃的で“ヤバい”ほど奥深い内容!「お金」という軸を切り口にしながらも、実は人生全般を大きく揺さぶってくれる一冊です。お金の正体や本質に迫り、「お金とは何か?」がクリアになると同時に、私たちの生き方そのものが軽やかになる感覚が得られます。一人ひとりが自分らしくパワフルに生きるためのヒントが満載。お金と生き方の解像度を高めたいすべての人に、ぜひ読んで欲しい本です。

この本を通じて熱量を取り戻し、豊かな日常を織りなしながら、心から愉しい毎日を過ごせることを願っています。

マネーバイアスから解き放たれたとき、世界はどう見えるのか?Wao!一緒に発見し、愉しもう!

これまでお金を稼ぐという目的以外のお金にまつわる本を30冊近く読んできました。ピーターの本は、その中で最もバランスよく「お金というツールや取り巻くシステム」について「個人の内的世界を踏まえた上で新しい・より全体的な視座を与えてくれる」ものでした。

私自身、どれだけお金のうそに気づかずに、大切なことを見落として生きてきてしまったのだろうか・・と、振り返りました。今この瞬間にピーターの言葉に出会えてよかったです。少しずつでも、お金へのバイアスをとりはらった自分のライフを生きていこうと思います。

この本を入り口に、これまでの歩みかたに思考を巡らし、これからの生きかた・暮らしかたについて周りとも対話していくきっかけになる一冊です。 お金にまつわることを大っぴらに語るなんて、と一歩引いていたあの時の自分にも渡したい。 一人ひとりが沸き立つ何かを大切に語り合える、そんな職場が各地に増えていけばと思います。

ハッとする!「お金」を切り口に見えてくる、自分に・相手に眠っていたパワー。
無自覚に抑え込まれていた一人ひとりのパワーがほどかれ、よりしなやかで彩り豊かな日常がひらかれる!一冊です。

見慣れた日常の風景に「愛しさ」を添えたとたん、何十倍にも愛しい風景が広がっていく、それはとっても素敵なこと!愛の眼鏡をかけるのではなく、今気づかずに着けていた眼鏡をはずしてみたら、ありのままの愛に溢れた風景が見えるような気がしてとっても楽しみです!

お金が持つほんとうの力ってなんなんだろう?? 変にお金に囚われてしまっていることで見えなくなっている自分とも、改めて正面から向き合える気がします。

協同運営会社

Junkan-Aida

有限会社人事・労務

Natural Organizations Lab株式会社

株式会社アンド

『MONEY BIAS(マネーバイアス)』
版元

株式会社日本能率協会マネジメントセンター


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